グルメ111:グルメ界の現実(リアル)!!
あるグルメジャーナリストの証言
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グルメ界の基本情報を知る
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トリコが命の滝壺へ飛び込む!
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いきなり洗礼が!
グルメ界はアカシアがGODをはじめ
多くの食材を発見したと伝えられる地で
500年ほど前からそう呼ばれている。
食の楽園という噂が当初あったのだが、
あるジャーナリストの証言により常識が覆される。
ハッチというグルメジャーナリストが
記者会見で証言した内容は世界に衝撃を与える。
グルメ界はユートピアどころかただの地獄だと。
気象予報士や航海士の資格は
でたらめなグルメ界の気象の前では役に立たず、
そこに棲む猛獣は兵器を用いたとしても歯が立たない。
ハッチ氏自体が有名な美食屋であることと、
彼以外誰一人帰還したものがいなかったこと。
それらが彼の発言に信憑性をもたせた。
そして全身を包帯で巻いてる姿が
さらに生々しさも漂わせていた・・・
誰一人帰ってこないのはそこが魅力的すぎるから、
というノンキな常識も同時に覆る。
それからIGOはグルメ界と人間界の間に関所を設け、
ある童話作家はグルメ界を鬼ヶ島にたとえ、
子どもに恐ろしい場所だと伝えるようになったとか。
トリコはそんな場所にこれから挑もうとしていた!
IGOが管理する第18関所。
そこの監視長であるエルボーはトリコを快く通す。
というか美食屋の行動を止める気はないようだが…。
突入前にトリコはエルボーからグルメ界の基本を伝えられる。
グルメ界は地球上の7割を占める広大な領域で、
異常気象と特殊な磁場の影響で衛星でも映像が捉えられない。
そして海は毒潮、空はサイクロンが壁を作っているので
陸からのルートが最適というわけです。
その中でもザーベル島は一番安全だそうだが、
あくまでそれは他と比べての話。
ザーベル島は海抜の差により猛獣は滅多に登ってこないそうだが、
その理由はただ崖があるだけではなく、
グルメ界の食材のほうがうまいから。
人間はこのザーベル島から毎年数百人が進入するそうだが、
戻ってくるものはほぼ皆無。
みんな命を落とすために飛び込んでいるようなもの。
だからここが命の滝壺と呼ばれるのだそう。
でもトリコは自信ありげにさっそく飛び込みます!!!
その直後、もう1人グルメ界に入りたいという
有名な美食屋が関所に現れたそうだが・・・一体だれ?
トリコは自分の力をやっと試せるとワクワクしながら落下するが、
いきなりグルメ界の洗礼を受ける!
何やら巨大な丸い空気が飛んできてトリコを崖に叩きつける!
よくみると、はるか遠くにいる
首が長いキリンのような生物の鼻息であることが判明!
トリコはフライングフォークで応戦するも
距離がありすぎて届かない・・・
更に鼻息を喰らい落下するしかないトリコ・・・
一体何メートル落ちたのかわからないくらい落下したトリコ。
時速200kmで数分も落下できる場所が本当にあるのか…
信じられない気持ちで立ち上がろうとすると
体が動かないことに気づく。
そして超巨大な虎が出現する・・・