グルメ152:直感!!

5倍スーパーフライ返しの脅威の威力!

愚衛門に全く歯が立たなかったサニー

サニーがまだアマチュアたる理由

愚衛門の行動はすべて直感が源だった!

トリコも進化する!?

サニーの5倍スーパーフライ返しが炸裂!!

その技は相手の攻撃を何倍にもして返す技で
フライ返しのパワーアップ版!

髪(触覚)を5万本使うことで滝の力の
5倍ものパワーをぶつけ、
トリコとは比べ物にならないほど
巨大な空間が出来上がった!!!

ものすごく高い吹き抜けの空間が一瞬で出来た感じ!

トリコの説明でその凄さがさらによくわかる。

滝の力は一定ではなくかなり複雑に入り乱れてるから
はね返すには相当な集中力が必要なはず

それをリラックスした状態で
何倍にもして返したから相当すごい!

サニー曰く、何も考えていないが
感じてはいたらしい。直感で。

ここで愚衛門との興味深いやり取りが判明する。

サニーは愚衛門に勝負を挑むも
全く歯がたたないでいた。

愚衛門はボーッとしてるようにしか見えないが
すべての攻撃が読まれている感じがしていた。

見えないはずの触覚の動きまでも。

愚衛門はその触手の正体をも見破っていた。

手の感覚神経となんらかわらないクオリティーのそれが
数万本から数十万本もあること。

たった2本の腕を操るのに精一杯な我々人間が
数万という目が回る程膨大な数の腕を
自在に操作するのは至難…

まさにあっぱれな集中力といえると賞賛するも、
その集中力が問題なんだなぁと意味深な指摘をする。

意識を触覚一本一本に向けすぎてる、
つまり考えながら動かしてるから
スピードが落ちる上に脳も披露する。

能力はイカしててそれじゃあ
グルメ界の獣に遅れを取るぜ小僧…

サニーはその指摘に、

食事で箸を持つ際、
意識が食事ではなく手に行ってると言いたいのか?
と的確な比喩を用いる。

そして昨日今日箸が持てるようになった
おこちゃまじゃねーし

触覚を動かしながら神経はちゃんと敵に向いてるさ

と反論するも愚衛門は更にこう指摘する。

敵に神経を向ける

またそこがアマチュアたる理由だな

アマチュアという言葉が癇に障ったサニーは、
本気モードになる!

リーガルマンモス編で見せた大技、
20万本ヘアパンチを繰り出す!!!

しかし、初撃は手のひらでいなされ、
その後の打撃はすべて躱されてしまった。

もちろんそのときもボーッとしたような顔のまま。

ただ漠然とサニーを眺めてるだけのような雰囲気。

そして地中からのアッパーもわかっていたように
かわしつつサニーの左胸を手のひらで殴打する!

サニーはたったの一撃で両膝をついてしまった…
まさに圧倒的な強さです!

サニーは地中からの攻撃が避けられたことに
最も強い疑問を抱いていた。

なぜなら明らかに攻撃が来る前に避けたから。

愚衛門は直感だと答える。

彼の動きはすべて直感によるもので、
相手と対峙したとき
瞬間的に最善手が頭に浮かぶという…

そしてそれ以外のことは無駄だから
全く考えないとのこと…

これはプロ棋士に例えられています。

プロ棋士は次の最善手が思考ではなく
直感で打たれていることが多いと言われてるとか!

それこそがプロとアマチュアの大きな違い。

アマにはない脳の神経回路を駆使してるとされ、
それは長い訓練や経験で培われるらしい。

プロは考えない 感じるんだ

だからこそサニーはまだまだアマチュアだと。

さすがのサニーも返す言葉がなく、
悔しがるしかなかったw

そこでまたグルメ界の猛獣が現れた!

今度はフライシャークという空飛ぶ鮫が大群で!
(捕獲レベルは測定不能)

愚衛門も初めて見る猛獣だったが、
笑いながら喜べ!今夜はフカヒレスープだ!
と超余裕ですw

直感は初めて見るやつにも働くといいます。

それは天性のものではなく、
膨大な量の訓練と経験が生み出すもの。

愚衛門は昔、喧嘩ばかりしていたそうだが
それが経験となって直感が働くようになったとか。

いまでは生き物だけでなく、
水などのあらゆる自然物やフェロモンなどの
気体にまで直感が働くとのことで凄すぎます!

そして彼のいう言葉は深みがありすぎて
もはや頭があがらないくらいかっこいいですね!

ちなみに愚衛門曰く、
戦闘においてはバトルウルフのように
天性の直感力をもつやつもいるとのこと。

バトルウルフの凄さが改めてわかります!

次の瞬間、愚衛門は瞬時に飛び上がり
フライシャークの急所をついてみせた!!!

そしてこう言い放つ。

三途の道は一日に多くて数百匹もの猛獣がやってくる
いい修行になるだろうぜ

お前が考えるのをやめた時…直感と共に
その能力はさらに素晴らしい力を発揮するだろう

その成果がしっかり出ていますね!

肝心なのは信じることだとサニーはトリコに教える。

誰もがもってる小さな直感をまずは信じる

直感が正しいという積み重ねが
体から無駄な力みと思考を削ぎ落とし
それがより高いパフォーマンスを生む肉体と
精神をつくり上げるといいます。

この点は大いに参考にしたいと思います!

サニーは直感を信じることで
いつしかストレスなく触覚を動かせるようになり、
無駄な考えが消えてリラックスした途端、
技のクオリティーも上がったという。

今では30万本すべてを50メートル近くまで
操れるというからものすごい進化です!

そしてトリコも更に進化する!

その直感、俺も信じようというと
両腕に力を込めて18と18、
合わせて36連釘パンチを放とうとしていた!

そのころ、クインは滝の前で待機していたが
舌を出して何やら感じ取っていた。

ヘビが舌を出すのは空気中の匂い物質を感知する為で
先端が二股に分かれているのは匂いの発生源が
左右どちらにあるか調べるためらしい。

そして舌を出すということは
外敵が近づいているサインでもある。

対象物の位置を測るためでもあるのだが、
その対象物は生物ではなかった。

滝の上からはものすごく巨大な岩が・・・