グルメ206:“食欲”!!

グルメ細胞のエネルギー

テリー、キッス、クインが応戦!

四獣が本気を出す!

やっと4人の食欲が出現!

四天王たちがまだ幼い頃、
一龍会長が食欲のエネルギーを
見せてくれる一時があった。

両手の間にエネルギー球が光り輝く。

食物連鎖の頂点に立つ最強の捕食者のみが
グルメ細胞から体外へ取り出せる
唯一無二の細胞エネルギー。

あらゆる食材をなぎ倒し
食い散らかす強力なエネルギーは
平凡な食欲では出てきてくれないらしい。

会長から言わせれば
食欲すらも4人で一人前…

四人で力を合わせて食欲を揃え、
作り出してみろと会長は言っていた。

四人は右手を下に、
左手を下にして全部で8層に手をかざし、
食欲を揃えるよう集中し始める!

その間、テリーとキッスとクインが
四獣の相手をして時間稼ぎをする!

テリーは四獣の左手を噛みちぎり、
クインは高速回転しながら突っ込み右胸に穴を開ける!

クインはすごい力で巻き付いて
四獣の右足を切断することに成功!

このとき、四獣ははるか太古の記憶を垣間見ていた。

バトルウルフ、エンペラークロウ、マザースネーク。

幾千もの戦いを繰り広げた記憶。

この三匹は決して時間稼ぎのつもりではなく
確実に自分を仕留める気でいると感じた四獣は
こちらも全力で叩き潰すのみと本気を出す!

ちぎれた腕を生やすどころか
新たな腕を何本も生やし、
肌の色も濃くなりいかにもやばいモードに…。

その頃、四天王たちは
まだ食欲エネルギーを外に出せないでいた。

が、トリコがきっかけとなって
小さいがやっと出現する!

しかしまだまだ小さすぎる、
つまりこんな小さな食欲では四獣は食えない。

もっと力を溜める必要がある!

四獣は腕のひとつを思いっきり叩きつけると
その先から細い触手を無数に出現させ、
三匹を捕まえすべての腕を地面に叩きつける!

テリーはそれでやられてしまった…。

キッスはその攻撃を避けるも、
口から吐いた無数の触手に貫かれダウン…。

クインは体の一部を叩きつけられ、
両腕で掴まれ引きちぎられそうになってしまう…。

思わず力が入る場面です…!!!

そのとき!間一髪のところで間に合った!

四天王の食欲が目一杯出現し、
直径1メートルほどのエネルギー球が
出来上がっていました!

それを見た四獣はクインを投げ、
まっすぐ四天王の方へ向かってきます。

お前の食欲とどちらが上か…
勝ったほうが紛れもねえ 捕食者だぜ…!!

トリコがそう言い放つと、
四獣は大きな雄叫びをあげ
四人の上から大きな口を開けて襲いかかる!!!

・・・しかし、四獣は異変に気づく。

自分が食卓の上の皿に乗せられていることを…

王食晩餐

これが合体技の名前なのだろうか!?