グルメ230:裏切り!!

エルグ、散る

IGO本部では…

マンサムに攻撃した者

強力な灰汁獣の群れが到来!

すべてゼブラの餌食に!

ブランチの奥義を喰らったエルグは
帯電に耐え切れず正体を現す。

グルメ細胞が再生を諦めたその姿は
皮膚が垂れ下がった醜い顔だった…。

エルグは三虎の食欲をそがないよう
包帯を巻いて醜い顔を隠していたそうだが
ブランチに言わせるとフツーの顔らしい。

ブランチが住む村にはダルマやら
河童やら鬼やら本物の化物がぎょーさんおり、
馬王ヘラクもふつうにいるらしい。

むしろイケメンの部類にはいるとのこと…。

エルグにとってイケメンという言葉は
初めて聞くとても刺激的な言葉だった。

その言葉を何度も咀嚼しながら
エルグは本当の意味でバラバラになっていった。

そして、他の料理人たちはまだまだ闘いの最中。

ユダは医食同源・蘇生斬りでんあとか復活するも
まだまだ戦況は芳しくない状況。

IGO本部でもやばいことになっていた。

局長会議が開かれている会議室では
とんでもない裏切り行為が行われていた・・・

事務局長のウーメン梅田が
会議に参加した人たちを皆殺しにしていた…。

そして奴が連絡をとっていたのは茂ちゃん、
つまりは茂松かと思われる・・・

マンサム所長は今もGTロボ相手に暴れていて
ロボットたちでは全く歯がたたない状況が続く。

が、そこに水を刺したのが茂松!

巨大な大蛇のような生物の口から
するどい牙が生えた触手がマンサムを突き刺す!

大蛇の頭上には腕を組んだ茂松の姿が!

リンはその状況に加え、
さらに悪いものを見てしまう。

遠くの空に夥しい数の敵の姿が…

スタジアムのメイン会場では千流も奮闘していたが
なかなか灰汁獣たちを仕留めることができない。

奴等が会得しているのは食義ではなく食圧。

食材に感謝するのが食義に対し、
食材を脅して力で制圧するのが食圧。

かなりの手強さなのだが…
上空にはリンが見た光景が広がる。

強力な灰汁獣が無数に押し寄せて来たのです!

さすがのユダもここまでか…と
思ってしまう絶望的な状況・・・。

だが、灰汁獣達に異変が起こる!

死音が響き渡り
次々と地面に落下していった!!!

ここでやっとゼブラの登場!!!

顔はめちゃ怖いがめちゃくちゃ頼りになる奴です!

IGO側がここで盛り返しそうな予感がします!