グルメ288:エアの調理法!!

トリコ以外全員がエアのもとへ

小松が気付いた悪い事実

全員一丸となってエアの熟成を促す!

ヘラクレスの呼吸で…

ブランチがメルクの包丁をもって上空を高速移動中、
他のメンバーも負けないくらいのスピードで
エアのもとへ向かっていた。

サニーはリモートヘアを前方に放ち
引っ張る形で高速移動するヘアフールで、
ココはcarエルをポイズンドールで作っており
どっちもあっぱれだとブランチは思った。

そして、エアの実を見て小松はあることに気づく。

それは実がまだ熟しきっていないこと。

その直後、トリコ以外の全員もエアのもとへ到着。

全員が初めて見るものだから感動を覚えていた。

ココの見立てでは
直径500メートルはありそうだとか…
よくぶらさがってるなという感じです…w

で、小松によるとメルクから教わった調理法だと
たしかにいまのエアをさばくことはできるが
味はよくて70%にしかならないという。

本来旨味を引き出すには完全に熟しきってから
実が落ちる時、できれば地面に当たる瞬間が
さばくには好ましいといいます。

青鬼のディナーはその根拠は?と聞くと
ゼブラが愚問だと一蹴。

小松は食材の声を聞くとブランチがフォローします。

もし、その調理が可能なら
エアの旨味は100どころか
120%にもなると小松は自信をもっていいます!

だが熟すまで待つ時間はない!

この空間に充満する特殊な空気は
雨だけじゃなくすべてをのろくしているらしい。

エアの熟成はその影響で
遅くなってると読んだブランチは
メルクの包丁を使うことに!

その圧倒的な切れ味は空気をも切り裂く!

瞬時にからみつくような空気がなくなるほど
即効性のあるその対策!

ブランチはエアの周りの空気をさばいて
少しでも熟成を早める作戦に出ます!

そしてそれぞれのメンバーが途中で拾った
食材をエアの栄養にすることにします!

数の少なさは再生屋のディナーがカバーし、
河童のノッシュは落ちてきたときのために
下で待ち構える役をかってでます。

みんなが一丸となって協力する姿に
マッピーは感動して涙がこぼれます。

一方、馬王の丘では
青鬼とヘラクレスが対峙する。

青鬼はヘラクレスが身ごもっていることに気づく。

馬王をぶん殴るほどの実力を秘めた青鬼の強さは
エンペラーリングの大きさが物語る…

まるで巨大な台風が出現したかのような
空気の渦が馬王の丘の上空に広がっている…。

だが、戦況は一変する。

馬王が数年ぶりに息を吸ったから。

それは通常の呼吸の10分の1にも満たないが
それだけで周囲の空気は一瞬で消え去り
あたりは真空と化してしまった…

この世で最も強く危険な生き物は
子を守る親である

青鬼の顔からは余裕が跡形もなく消え去り
今にも死にそうなくらい苦しんでいた。

人は1週間食べなくても死ぬことはなく
水がなくても3~4日は生きる。

だが酸素を取り込まなくて平気なのは
ほんの数秒~数十秒である。

生命を維持する上では
食料や水よりも空気のほうがはるかに重要なもの。

青鬼は人ではないが
さすがに真空ではどうしようもないらしい。

トリコの中に戻ってしまう。

そして当然トリコも呼吸が出来ず大ピンチに…

馬王からすれば最初からわかっていた。

ほとんどのこの世の生物は
闘うまでもない相手ということを…

もはや圧倒的すぎて頭があがらないですね…