グルメ306:キッカケを獲れ!!
一向に出来ないお手玉
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テリーたちも練習していた
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全く成功しないまま1日が過ぎた
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思わぬ形でヒントが舞い降りる!
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見事成功!
トリコ、ココ、サニーは
ビービーダンゴムシのお手玉を練習し
猿武の修得へ向けてがんばっています。
お手玉といっても予測不能な動きをする
ビービーダンゴムシは1個でもかなりの難易度!
細胞ひとつひとつが一致団結しないと
到底できない芸当なのだが、
トリコの細胞は協力するどころか
喧嘩をしだす始末w
ココは電磁波を見てはみるものの
目まぐるしく変化しているので
それを見ての動きの予測は不可能だった。
直感とも違う能力を発揮しなければならず
サニーも大いに手こずる。
ゼブラは座りながらじっと目を閉じ、
細胞の意志が一致する感覚を探っていた。
その感覚は数え切れないくらい
ある気がしていたようだが…
同時にテリーたちも巨大ビービーダンゴムシを使って
猿武の修業を行っていた。
もちろんトリコたちをサポートするためだが
未来のライバルになるであろうあの馬に
遅れを取らない意味も込めて。
カカによると有段者で10~20匹、
師範代で30匹、師範で50匹も同時に
お手玉ができるらしい!
少し前に戦ったゴリタウルスは
あー見えてかなり器用なやつだったとわかり
トリコは驚きますw
猿武にはコツがあるようだが
そのヒントは過酷な野生で戦い続けたトリコたちなら
どこかで掴んでいたかもしれないとカカは言うが…
その日は1匹でのお手玉もできないまま
終わろうとしていた。
何も進まずに終わる1日を虚しく思うトリコとサニー。
ココは考え続けることが大事、
そういう者にしか神はヒントを残さない、
と信じるしかないとちょっと頼りないw
その時、そのヒントが突如舞い降りる!
なぞのオーラを全員が感じ取った方向には…
猿王バンビーナがいた。
彼は丸一日、
本気でかくれんぼをしていたのだが、
一向に誰も探しに来ないことに気づくと…
一瞬ブチ切れた!!!!!
その瞬間!これまでの人生が走馬灯のように浮かぶ。
猿王の怒りが殺気となって山中に降り注いたのです!
たったそれだけでトリコたちは
死をよぎらせられた形となったのだが、
これこそがコツを掴むヒントとなった!
30年を一瞬で思う矛盾
頭だけでは30年を思い出せない。
細胞の意志が一致したことで
はじめてそれが可能になるのです。
どうにかしなければ死ぬという
絶体絶命の局面はたしかに
一致するには最もふさわしい状況かもしれない。
細胞たちが最速で反応・思考したことで
時を圧縮したかのような
体感時間を作り出したというわけです。
ゼブラが感じていたヒントは
生物たちの最期にあったということになる。
トリコはいまの感覚を忘れないうちに
お手玉をやってみると…
見事成功!!!
動きが止まって見えるほどだった!
ようやく猿武の入り口に到達です!