グルメ358:ネオキショイ!!

ネオの経緯

ブルーニトロとレッドニトロの出会い

トリコたちの意外な感想

銀河の果てにあるグルメホール。

骨付き肉の形をしたブラックホールから
ブルーニトロたちの宇宙船が姿を現す。

彼らはグルメホールを通って
違う世界からやってきた生物のようです。

彼らにはこの世界は赤い宇宙に見えるらしい。

暗くてよく見えないのは
美食物質(グルメマター)のせい。
もちろん元ネタはダークマターでしょう。

彼らはネオを追ってこの世界にやってきた。

すでに数百万の惑星の生物を
丸ごと絶滅に追い込んでいたネオ。

サイヤ人もびっくりの所業です…

ただネオは一定のペースでそれを続けたわけではなく
数億年に一度姿を消していた。

超新星爆発に巻き込まれたり
ドン・スライムなどの優秀な戦闘種族に敗れたり、
様々な原因でネオは何度も死んでいた。

だが、悪夢が終わることはなかった。

ある惑星では村人を皆殺しにして山積みにし
絶望する生き残りを食すという
相変わらずの野蛮な行為を繰り返していた。

さらに数億年後、
ブルーニトロたちは生き残りを発見する。

それがレッドニトロたちだった。

ブルーニトロは彼らに地球を調理するため
強制的に連行し働かせたのです。

それから過酷な労働を強いられたレッドニトロたちは
まだブルーニトロの真の目的は知らなかった。

ネオを目覚めさせるという恐怖の目的を…

その話を聞いたサニー、ゼブラ、ココ、小松、愛丸は…
意外な反応を見せる。

サニーはネオキショイと叫び、
ココは悲鳴で旨みが増すとは知らなかったと感心。

ゼブラは生物としては至極真っ当な奴じゃねーかと言い
愛丸はとてもお腹がすいてる奴ってことはわかったね、
ボクらグルメナイトにはわからない気持ちだよと
淡々と感想を述べていく。

サニーは彼らに突っ込みを入れ、
小松は満足できるものをまだ食べたことがないから
それを食べればきっと満足するかもと笑顔で言い放つ。

ジジはそんな彼らの反応を見て驚く。

なぜこんな呑気でいられるのかと…

エリア2では…

ネオは無限に広がる食の楽園を
アカシアに教えてくれているとジョアは言う。

だが、三虎にとって興味があるのは…
半径1メートルの丸い食卓だけだった。

かつてアカシア、フローゼ、一龍、次郎と囲んだ
あの思い出深い食事風景です。

エリア1では…
ブルーニトロが語る。

グルメ細胞を形成するグルメエネルギーも
エネルギー保存の法則により総量は変わらない。

朽ちて姿が見えなくなっても
どこかにエネルギーは漂い続ける。

グルメ細胞の悪魔が何度も復活できるのはそのため。

だが、ネオに食われた細胞は
完全にこの世から消えるらしい!

それは地球だけでなく銀河レベルで
グルメ細胞が失われる可能性があることを意味する!

ネオの本当の恐ろしさはまさにそこだが、
二狼は臆するどころか逆にネオに
恐怖を教えてやろうかと笑うだけ。

もはや話が通じる相手ではなくなっていた。

再びエリア2

トリコはこう解釈していた。

地球のフルコースはそれほどの奴が
復活するくらい旨いってことだと。

さらにネオ自体はうまいのかな?と
笑顔で言うものだから
さすがのスタージュンもドン引き…

そして、ドン・スライムは数十億年ぶりに
またネオと戦うことになる!