グルメ389:奴の苦手な味…!!

愛丸が辿り着いた場所

三虎がグルメ細胞の悪魔を出す!

トリコとバンビーナの攻撃!

ネオを倒す方法がペアが明かす!

テイストチェンジ

愛丸が辿り着いたユートピアは
万物の命を生み出すグルメ細胞発祥の地、
エリア0だった!

芽が出たと思ったらあっという間に伸びて
実をならし、旨み成分を含んだ液体が滴り落ちる。

それはもはや旨みの噴火と呼べるくらい
次々と破裂するほどの勢い!

そこは本来、GODの恩恵を受けた者以外
立ち入れない地球内部3万5000キロの世界。

ふつうならマントルのエネルギーを吸う作用により
ミイラになっているところだが、愛丸は違った。

病食主義者、菌を操る能力が体を守っていて、
最大の要因は食運に護らていたのです!

その後の行動も食運によって
導かれていったのかもしれない。

愛丸は湧き出る液体に腕が触れると
一気に筋肉隆々になるほど発達し、
心臓の鼓動も驚くほど激しくなった。

まるで心臓が何個も増えたように。

その液体こそセンター!

センターはその後もどんどん溢れ出て、
地球が爆発することを愛丸は悟る…

一方、地上というか宇宙では
アカシアの巨大な手が地球を握りつぶそうとしていた!

三虎はマイノリティワールドを発動させようとするが
アカシアはそれを察知して手を開く。

ごっこ遊びと解釈した三虎は、
力づくでアカシアの手を排除する!

グルメ細胞の悪魔を出現させ、
メテオレーザーを放つ!

地球を覆うほどの手すら蹴散らす
とてつもない攻撃!!!

アカシアは手を何個も出現させるが
今度はトリコが動く!

ジェットレッグナイフを叩き込み、
バンビーナがタイミングよく尻尾で
アカシアの顔に追い打ち攻撃を仕掛ける!

さらにはバトルウルフの大群も加勢する!

その衝突により小松たちはふっ飛ばされるが
ブランチがタイミングよくカヴァー!

そこで小松はGODの調理について語る。

アナザのときと同じく、
フローゼの中にいたグルメ細胞の悪魔らしき
食霊がずっと教えてくれていた、と。

でもブランチはそれこそが
お前の食運(ちから)だと指摘。

その者は何も言わなくても色々教えてくれたそうで
小松が尋ねたのはひとつだけ。

トリコ達もみんな、星のフルコースを食べると
グルメ細胞の悪魔に体を支配されるのか?と。

それを回避する唯一の方法は、
適合食材を食べることだった!

自分で決めたこの世でたった一つの
自分だけのフルコースを食べていれば
支配されることはない。

最初に決まったトリコのフルコースは虹の実。

それこそがトリコと小松にとっての
適合食材だったのです!

まさかあれが!って感じですね!

それを聞いてブランチは安心したが、
同時にひとつ疑問が浮かぶ。

なぜアカシアはあんな姿になったのか?と。

ここでペアは意味深な行動に出る。

トリコの背中に尻尾を刺し、謎の一端を明かす。

グルメIDのデータを人間界(お前達)に渡したのは
すべてアカシアの指示だった!

でもそれはネオの捕獲レベルを伝えるためではない。

目的はネオのグルメ細胞の色と
食の好みのデータを伝えるためだった!!!

ネオのグルメ細胞の色は黒…

すべてを飲み込む漆黒の悪魔…

ネオの食欲は天然物だろうと
人工物だろうと天変地異だろうと
すべてを食材にして食べてしまうほど!

もちろん食運も例外ではない。

三虎のグルメラックの攻撃を受けても
それをしゃくしゃくと音を立てながら食い漁る…。

最後の頼みの綱すら食ってしまう
ほんとすごすぎる相手だが勝利の緒はあった!

ネオの食の好みは絶望なのだが、
その逆に苦手な味があるという。

それは怒り。

ペアはテイストチェンジで
トリコの思考を変えて感情を浮き立たせる!

怒りをネオに喰わせること。

それこそがネオを倒す唯一の方法だった!!!

三虎の食運を食い尽くしたと思われるアカシアは
美食の拳を放つ!

はじめて三虎がまともに攻撃を食らった感じに!

がはっと口から血を吐く様は
三虎にしてみたら異様な光景・・・

戦況はかなりまずい状況だが…