グルメ51:覚悟!!

ジュエルミート実食!

小松がスタージュンの脅しに屈しない強い覚悟を魅せる

見事に復活を果たしたトリコ!

始めてトリコに名を明かすスタージュン

トリコは前回、スタージュン操るGTロボに
胸を貫かれ瀕死の重傷を負ってしまう。

ただ奇跡が起きようとしてました!

トリコがエネルギー砲で吹き飛ばされた先の空間、
そこは目を細めてしまうほどの眩しい場所だった。

そして芳しい香りがする方向に目をやると、
太い腱のような組織にがっちり繋がった一際輝く肉の塊があった。

それこそがトリコたちが追い求めていたジュエルミートだった!

汗も血液も枯渇したかに思えたトリコの口からは
抑えきれないほどの唾液が滝のように流れ出します。

そしてトリコはジュエルミートの前に立ち、
いただきますと合唱をするのですが、
気づいてから合唱するまでの時間はたったの2~3秒だった!

人は死ぬ間際などの緊急時には
人生の全てを走馬灯のように見えるといわれますが、
ジュエルミートの発見はトリコにとってそれと等しかった!

滴る肉汁はまるで砂金のように光輝き、
高級ブランデーが顔負けの芳醇さと
本能を撃ちぬくような濃厚で原始的な香り。

まだ食していないのにその評価っぷりです。

トリコはゆっくり手のひらで一部分を切り取り、
モシュモシュと力強く何度も噛み締めます。

あまりの旨さに自然と涙が溢れ出ます。

そして本能をむき出しにしたように
今度はジュエルミートにがぶりつきまくり、
部位ごとに違う食感と肉汁の旨味とコクなどを
存分に味わいます!ほんとうらやましい瞬間です!

肉付きにとっては腹が減ってたら本当にヨダレがでるよこれ(笑)

するとトリコの体に光沢が現れ・・・

その頃GTロボは小松の目の前に迫り、
結局オマエが一番利口だったなどと諭します。

そしてGTロボは小松の包丁に興味をいだきます。

包丁を見れば料理人の腕が大体わかるといい、
小松を一流の料理人であると認めます。

包丁をもったまま立ち上がったGTロボは
いつか美食會に役に立つ存在になることを祈るぞ、と
いかにも悪役らしいセリフを吐きます。

ついでに包丁はもらっていくといって去ろうとしますが、
小松は涙を流しつつも力強い目つきで奴の腕を掴み抵抗します。

私の邪魔をすると死ぬぞと脅されても死ぬのなんか怖くない!
ボクだって覚悟をしてここへ来たんだ!返せ!
と力強く主張します!なんかこの場面も泣けてきます…

次の瞬間!

スタージュンは血管か神経かが顔全面に浮き出た
ひとつ目での恐ろしい顔の闘気?を出し小松を脅します!

ふつうなら大声を上げて変な顔になってるところだが、
小松は表情をほとんど変えず抵抗を続けます。

スタージュンは小松の覚悟が本物かと思ったその矢先、

そう 覚悟がないのはやはりお前だけだったな GTロボ

トリコが復活して返ってきました!

小松は嬉しすぎて顔が一気にほころぶのでした。

トリコは圧覚超過を解除しろとGTロボに言い放つ。

その機能を解除すると打撃による痛みが操縦者にも伝わる。
それにより最低限の覚悟を示せるのです!

GTロボとトリコが歩み寄り目の前で二人が堂々と立ち会います!

ここでトリコが、名を始めて問い、始めて敵が名乗ります。

私の名はスタージュン、と。

そしてスタージュンはお望み通り圧覚超過を解除します。

その方がパワーアップしたトリコがどれほどのものか
正確に測れることができるから。

トリコはスタージュンがGTロボなど軽く凌駕する存在だと
わかっていたが全く物怖じする気配はない。

むしろ後悔するなよと相手を脅すほどの自負を見せます。

そして全身の筋肉に力を込め一段とドン!とムキムキ状態となり、
右腕を後ろに構え10連と・・・!?

戦いの続きは次回に続く!

今回の話は色んな意味で濃かったですね!
次回はもっと濃いような予感がします!